SSブログ

ダルマを作る [日記]

群馬県高崎市
 ダルマは 座禅をする達磨大師を模して
張り子で作ったのが始まりと言われています。

<手作業で生地作り>
1:ダルマの木型に水で湿らせた和紙を張る
 数枚の和紙を木型に合わせて張ります
2:生地に糊を塗り細長い紙で補強します
3:天日で2日間乾燥させます
4:ダルマの背中に切り込みを入れ
 ヘラで生地と木型の間にすき間を作り
 中の木型を取り出します
5:金属コテでにかわ(動物の皮や骨からできています)
 を熱して生地を張り合わせます

<機械で生地作り>
1:湿らせた新聞紙を水の入ったタンクで溶かす
2:卵の保護材を入れて溶かす
3:紙の繊維を細かくする
4:穴のあいた金型の中に金網を張り
 生地作り用の箱の中へ
5:<真空成形作業>
 真空ポンプで吸引して箱のなかへ
 材料を入れる
6:温風で生地を乾燥
7:金型を取り出す
 肉厚5mm程の生地の完成
8:全体の形を整える
9:天日で2,3日乾燥させる
(下塗り作業)
にかわをお湯で溶かし 貝を焼いて粉にした糊物を
溶かして 下塗り用の塗料を作る
1:底にヘッタと呼ばれるおもりを
 下塗り塗料で接着する
 ヘッタを付けると底が重くなり起き上がりこぼしになる
2:下塗り塗料は生地を守り赤が綺麗に仕上がる
3:天日で乾燥
(着色作業)
1:塗料の中に入れて着色
  赤は魔よけの意味がある
  昔は手作業で一つずつハケで塗っていた
2:赤 を乾燥
3:顔を白く塗る
4:目の周りをオレンジ色で塗り分けて化粧する
5:顔書き作業は 一つ一つ手作業です
 お店によって お顔が違います
  まゆ → 鶴
  ひげ → 亀
 鼻と口を書き入れて
  完成!

群馬県高崎市 大門物産

下塗りの白いダルマさんが
棒を突き刺して 木々のように
並んで 干されている 風景は
なんだか 場違いなサンタクロース?
みたいで ユーモラスでした。
お顔にも いろいろ 謂れがあって
しかも 手作業なのが 大変そう でした。
しかし 一度でいいから
墨で まあるい目を 入れてみたいですよね!
これからも
ずっと すたれることなく
伝えられていく 事でしょう。

達磨大師さんは 本当に
あんなに ごっつい お顔 だったのかな?
なんだか 楽しい・・・。
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

トラックバック 0

食べ物の歴史ふっくら角煮 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。