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パラグライダー入門 [日記]

鹿児島県西原村<火の鳥パラグライダースクール>
校長:山本賢一さん
日本で最初にパラグライダーで空を飛んだ人です
66歳です パイオニアです 生徒のべ約3万人です
長男の英一さんから器具の名前を教わります
ハーネス・キャノピー・ブークコード(コントロール)
フロントライザー(おこすこと)ライブアップ(立ち上げ)
と 一応名前を聞きますが よく分かりません
しかし 突撃隊(たま子・服部・ゴメス)は分からないまま
装着し 先ず 背負ったまま<走ります>!
まず走る!走れなくても走る! 約1時間特訓です
ー理屈抜きで行っちゃおう!
山本先生の一言で早速 50Mの丘の上へ!
たま子・・・30秒飛べました!成功です!
服部・・・飛んでみました!成功です!
ゴメス・・・体が緊張して動けません
ゴメスが飛ばない間に
女の子2人 3回も飛んじゃいました!
ー私の言うことに素直に従って行けば大丈夫なんだ
 でも 男は地面から足が離れると怖くて言うことを聞かない
 私を信用してくれたら絶対飛べるのに・・・
ー素直で小学校1年生に入学した気持ちで
 私の言うことを聞けば出来る!
たま子はどんどん上手くなってランディングも出来るようになった
服部も楽しく飛べている 後は着地を上手くできればOKだ
まだまだ 飛べない男ゴメス!どうする?
飛べないゴメス 山本先生に説得されて
目隠しをして飛ぶことに!
見えない恐怖を克服し 先生の言葉だけを聞いて
ゴメス 空を飛ぶ!
ー怖かった!でも 飛べた!
ーねえ先生卒業生に目隠しをして飛んだ人いるんですか?
ーそうゆう馬鹿なヤツいないさ
ーええ~っ・・・・!
3日目 俵山へ登る 高さ300M 距離800M
ー前は安全な森があるから 何処に突っ込んでも大丈夫!
 さあ 自分の判断で飛んでご覧!
服部・・・昨日突風にあおられて落下した記憶を吹き飛ばして
     飛びます!先生の指示通り 風に乗り森を超え
     3分以上のフライトを楽しみました
     感激で涙が・・・
たま子・・・アッケラカンと飛びます素直に指示に従い
      ランディングも上手くいきました
     思わず先生から99点!と褒めてもらいました!
いよいよ ゴメスの番です
思い切って飛びます
先生の声を頼りに森の上へ・・・
ここで大変なことが!
風が強くなって先生の声が聞こえなくなったのです
ゴメスは自力で何とか降りてきます
ああ~っ方向が違う・・・!
ゴメス修正できず 訓練中の女性のパラシュートに!
2つのパラシュートが完全に絡まって ゴメス着地しました
最後の最後まで あかんたれのゴメス でした
 
さてクイズです
1:いろいろな装備がありますが<のこぎり>は
 何のために持って行くのでしょうか?
2:風が強い時・女性や子供が飛ぶ時
 ある袋を持つ時があります さて 何のため?

山本さんは 昭和51年ハングライダーに目覚めます
その後ハワイで流行っていたパラセーリングの
パラシュートで丘から飛びました
これが日本で最初のパラグライダー飛行なのです
1987年ここ西原村の山を購入し開拓します
森を切り開き土を耕し今に至るのです
現在でも整備に余念がありません
子供から老人までが安心・安全に飛べるように
考えているのです
ーなんでパラグライダーなんですか? の質問に
ーなんでか分からん 宿命だと思うよ との答え
ボランティアで小学生に教えたりしています
卒業生の60歳以上で<シルバー飛行隊>も組織されています
みんな 空を楽しく 飛んでいます

クイズの答え
1:パラシュートが木に引っかかった場合枝を切り落とす為
 (凄く簡単な問題でしたね)
2:体重が軽いと風に押されて飛びだせない為
 水を入れて重りにして飛びだします
 (競馬などでは砂だったりしますね)

自然の風の中で 楽しませてもらっているのです
自然との共存である事をいつも心に持っていましょう
身体がおもわしくなかったり
気分が良くなかったりした時は 飛ばない
楽しむ事を忘れないで・・・

イカロスの時より 人間は空への憧れを抱き続けていますね
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delfin

銅、いただきます!
by delfin (2009-05-20 07:30) 

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