マーガリンを作る

まず　バターとマーガリンの違いについて
＊バター・・・牛乳を精製して脂肪分から油を取り出して作ります
　　　　　　　古代よりバターはありました。主成分は動物性です。
＊マーガリン・・・植物の脂肪分より油を抽出して作ります。
　　　　　　　　　　主成分は植物です。１３０年前フランスで
　　　　　　　　　　バターの代用品として作られました。
＜マーガリン＞を作る
原材料は植物の種子なので船で海外から運ばれます。
主な種子は＜なたね＞＜大豆＞＜コーン＞等です。
精選：原料をふるいにかけて茎や葉を取り除きます
圧搾：熱と圧力で潰し油分を絞りだします
脱酸：遠心分離機で脂肪酸などを出します
ストレージタンク：いろいろな原料の油を混ぜる
バッファタンク：小分けして混ぜる
混ぜるもの・・・水・ミルク・食塩・乳化剤・香料他
殺菌機：ミルクは２０秒間７５℃以上で殺菌します
ミルクタンク：殺菌したミルクを４℃で貯蔵
混合機：圧力をかけて材料を混ぜ合わせる
　　　　機械の中のふりこの揺れの大小で調整
パストライザー：８０℃で殺菌
冷却機：冷やして完成
　　　　　－４０℃のアンモニアの働きで
　　　　　材料が１０℃に冷やされる
充填機：容器にマーガリンを詰める
シールを貼る
シーリング：熱をくわえて上蓋を密着させる
シーリングチェック：特殊なカメラでシールとフチとに隙間が
　　　　　　　　　　　　ないかチェック
容器の底に期限を印刷
印刷チェック
重量検査：コンピューターでチェック
梱包
美味しい＜マーガリン＞を　どうぞ！

いや～あ　バターの代用品だったとはいえ
物凄い手間がかかっていますね
ダイエットとかカロリーを気にする時代
植物性の＜マーガリン＞は　お手軽でいいですね
トーストが食べたくなりましたよ！

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