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食べ物の歴史 [日記]

食べ物にまつわる ちょっとした歴史のお話ーーー

<じゃがいも>
じゃがいもは 4大食物 といわれています
(米・麦・トウモロコシ そして じゃがいも)
16世紀 コロンブスが新大陸を発見し
銀・砂糖・たばこ 等をヨーロッパへ運びました。
その中に じゃがいも も入っていたのですが
なにしろ 見かけが美しくないので
「こんなの たべても美味しくないだろう」と
思われて 誰も 見向きもしませんでした。
 南米アンデスの山の中で栽培され
土の中に実がなっているものなので
「悪魔の食べ物」とみられていたのです。
17世紀 ドイツでは 食糧飢饉の為
フリードリッヒ王が 素早く収穫できる
じゃがいもの事を聞き 国を挙げて
じゃがいもを栽培し食す事にして
国を救いました。
少しずつ じゃがいもを食べるようになりましたが
フランスでは まだ 「悪魔の食べ物」の迷信が
広く信じられていました。
パルマンティエという薬剤師が
知恵を絞り ある提案をしました。
「じゃがいもは庶民は食べてはいけない。
栽培もしてないけない。」という条例を出します。
「貴族しか食べてはならないじゃがいもって
どれほど 美味しいものなのか?」
庶民たちは 貴族に反抗して
かたく閉ざされた農園へ忍び込み
盗んで食べるようになり
美味しいものとわかると
作らせろ と嘆願して栽培が
ヨーロッパ全土へと広がるのです。
しかし アイルランドでは気候が寒すぎて
じゃがいもの収穫すらできないほどの
飢饉がやってくるのです。
しかたなく 約400万人が 新大陸アメリカへ
移民していくのです
そして その新大陸アメリカで彼らを助けるのも
また じゃがいも だったのです。
国を救うのも 滅ぼすのも
じゃがいも が命を握っているのです。

ーその2-
ハンバーガーはどこから?
ハンバーガーの最初は 蒙古帝国の
チンギスハーンの時代から食べられていた
タルタルステーキ と言われています。
1日70キロ 馬で移動する といわれる
蒙古軍は 馬も乗り捨てにするほどですが
走れなくなった馬は食糧として捌いていました。
活力源は 馬の生肉のタルタルステーキだったのです が
すぐには 肉もかたくて食べれれません。
彼らは 生肉を馬の鞍の下に入れて
3日程 馬を走らせたあと 柔らかくなった
タルタルステーキを食べていました。
蒙古軍が生肉を食べて強いのだと知った
ヨーロッパ人は 食べてみようとしましたが
口にあいませんでした。
お隣のロシアでも
生肉を食べてみようとしましたが
臭くて食べられません
香草を混ぜて羊の肉で
食べていました
このときに
タタール人が食べていたので
タルタルステーキと呼ばれるようになったのです。
時がたって ドイツで初めて見た人が
「生はダメだなぁ。焼いたらどうだろう」と!
馬の肉がなかったので 羊の肉を潰し
丸く固めて 焼いてみると
意外とおいしかったので
ドイツ料理として定着しました
フリカデッレ と呼びます。
さて
時はコロンブスの新大陸の時代
16世紀
ヨーロッパ人は新大陸へ 大移民の時代
18世紀
ドイツからアメリカ・ニューヨークの港町へ
ドイツ料理フリカデッレは
ハンブルグからきたステーキ ということで
ハンバーグステーキ となるのです!
1861年 南北戦争時代
ステーキは時間がかかるので
もっと形を平べったくして火の通りを早くし
しかも 付けるソースをブラウンソースにして食べていました
1904年
「セントルイス万博」にて
たくさんの人が 手に持って食べられたら
もっと 大勢の人たちが素早くたべられるのに
ということで トーストに挟まれたハンバーグステーキが!!
マクドナルド 1号店 カリフォルニア にて
発売されたのです。

なんと なんと
アジア蒙古帝国のタルタルステーキが
地球を回って
今は ハンバーグとなって
また 地球を回っています。
すごい !! ですね。
さて 豆知識
ジンギスカンは モンゴル料理 ではありませんが
(第一次世界大戦後 自国の軍服は自前で作ろう と
たくさんの羊を飼いました。ご用済みの羊を
もったいないので食べよう と食したのが
ジンギスカンの始まりです。
ただし 命名はモンゴルに由来してますが)
しゃぶしゃぶ も カルピスも
モンゴルの食べ物から変化したものです。

さあ 問題 です
1.ウサギのフンソーセージ
2.ラクダのコブ鍋
3.アリの卵スープ
4.カラスのくちばし揚げ
5.オランウータンの唇煮
さて 本当にある料理は 4つ!
ウソは たった 1つ ですよ!
ないのは どれ??

わかるかなぁーーー

答えは
     ↓

 ウソは 4番!
カラスのくちばし揚げ は ありません!!

1:日本のマタギ料理
2:楊貴妃が食べていた
3:タイ東部であります
5:中国八大珍味のひとつ

人間って なんでも あり
なんだぁ・・・ 感心 してしまいますね

やっぱり
地球の敵は 人間 なのかも・・・・

仲良く 共存 していきたい ですよね。


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イワシの佃煮を作る [日記]

<イワシの佃煮>
1:イワシの頭を外側にして
  ベルトコンベアーに並べる(手作業)
2:回転するカッターがイワシの
  頭を切り落とす
3:金網の上に並べる
  焼きむらが出ない様に
  きれいに並べる(手作業)
4:乾燥室へ
  約1時間ほど乾燥させる
  水分があるとうまく焼けない
5:焼く
  均一に並べられて強火で焼く
  (魚の油を抜くため)
  金網を回転させて両方の面を
  同じに焼く
  (酸化を防ぎ保存しやすく
   また 調味液がよくしみ込む)
6:冷却室で冷ます
<釜詰工程>
 ①佃煮にかかせない 竹で作った
 <煮かご>に並べる
 網を敷き中心に煮汁が対流する様に
 筒を立てる
 ②焼いた魚を放射状に詰めていく
 ③釜詰したら 焼いた味をまろやかに
  するために 1日置く
<煮る>
 ①蒸気で加熱した釜の中に
  1日置いた魚を煮かごのまま
  入れる
  (煮崩れしない様にアミを整え
   金属のアミを乗せる)
 ②10分煮る
   油を抜くため一旦煮かごを引き揚げ
   煮汁を捨てる
 ③再び 釜に戻し約2時間
   温度調整をしながら煮る
 ④砂糖を少しずつ加える
  (味を濃くしていく)
 ⑤調味液を作る
  (水あめ・醤油などで味付けタレを作る)
 ⑥新しく作ったタレを継ぎ足しながら
  味の深みを増していく
 ⑦煮かごを引き出し
  残った煮汁を集めてかける
 ⑧調味液に浸たしたまま
  1日置く
<盛り付け工程>
1:美味しさを逃さない為に
 寒天の入ったタレをかける
2:煮かごから佃煮を取り出し
  業務用・小売用に仕分けする
<計量・包装工程>
1:商品の形に合わせて一定量の
 パックシートに移し
 再び調味液をかける
2:真空パックの機械で包装
3:金属と重さの検査をする
4:温水で1時間加熱殺菌する
5:温度が下がったら梱包する
 イワシの佃煮 完成!
(愛知県豊橋市 平松食品)

へぇ~ ほとんど最初の段階では
手作業 なんですね!
しかも 煮ている時も
砂糖を加えたり タレを追加したり と
やっぱり 人の手で作られていました
感激です!
あの 甘すぎる味も
保存のための意味合いがあるのでしょうね
う~ん
日本人だわー!
イワシも高級魚になってきました
でも 身体にいいので
食べて 食べて ねっ!
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優勝カップを作る [日記]

<優勝カップ>
 カップ・中軸・台 の3点に分かれています
<カップ>
 材料は 真鍮(しんちゅう)
1:地金取り
  厚さ1mmの真鍮の板を四角に切る
2:サーシャルシャー
  機械に入れて まんまるに切る
3:木型の製作
  桜・樫 などのかたい木を機械でまわしながら
  刃物でけずっていく
 おおまかな 木型を作る
4:ヘラしぼり
  木型に真鍮をあてて 回転させながら
  ヘラ棒で絞ってカップの形にいていく
5:焼きなまし
  500℃まで加熱し ゆっくり冷ます
   (強度が増す)
 再び真鍮を木型にあてて
 ヘラ絞りをする
 (カップの形になっていく)
 厚さ1mm → 厚さ 0,8mm に
6:木型をけずる
 木型を削り 形を整える
7:数回 ヘラ絞りを繰り返し
 徐々にカップの形にしていく
      ↑
カップの生成
8:けずる
 焼き直しした真鍮を削る
9:まとめ
 カップのまわりにつけるかざりを
 ロウで接着 カップにつける(はんだつけ)
余分な真鍮を糸のこで切り取る
10:一体化
  カップに取っ手をはんだづけ
11:磨く
  回転する機械に布が付けられ
  カップを磨く
12:メッキ
  カップを良く洗う
  電界溶液の中でメッキを定着させる
  マイナスでニッケルがメッキされる
13:内側に金の溶液をつけ
  電気を通して金を定着
14:組み立て
  カップと中軸をとりつけ 最後に
  台座を取り付けて 完成

東京都 三美商会

優勝カップ なんて手にしたことないので
外側が銀色
内側が金色
なんて 初めて知りました!
電界溶液のところが
少し理解不能(物理や化学はちょっと・・・)
しかし 美しいカップが!

一度は 表彰されたいなぁ・・・
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